二重まぶたを作る『プチ整形』で、ずっとあったコンプレックスが無くなりました

2018/01/17

私は23歳のとき、二重まぶたの美容整形手術を受けました。

 
最初はプチ整形の2点埋没法をしましたが、まぶたが厚すぎて糸が外れるばかりで、2年後に切開法を受けました。

 
私は、生まれつき腫れぼったい一重です。「目が細いね」というセリフは、子供のころから、挨拶のように人に言われ続けてきました。思春期に入ってからは、この一重まぶたに激しくコンプレックスを抱くようになりました。

思春期は一重が原因で性格が暗くなり、辛い思いもしました

高校生のときも大学生のときも、私は全くモテませんでした。

「モテないのは、一重でブスなせいだ!」

と、自分を追いつめて、性格まで暗くなっていきました。パッチリ二重の子を見るとうらやましくてたまらない毎日でした。

 
現実的にもこの一重で不都合なことがありました。まず、私はまぶたのせいでさかまつ毛になり、目に傷がつきやすいのだそうです。眼科を受診した時、医師から「整形考えたことない?医学的にしたほうがいいわよ」と苦笑いを浮かべつつ、言われました。

 
また、スーパーの試食売り場の店員の面接を受けたとき、「表情が暗い」と不合格になり、仕事をすることができませんでした。

「もう、こんな一重の目、嫌だ!」

と、23歳の社会人になる直前の春休み、私は美容整形手術を受ける決心をしました。

 

二点埋没法というメスを使わずに二重を作る『プチ整形』に挑戦します

インターネットで「2点埋没法」という、まぶたを2点糸で止めることで二重のラインを作る、メスを使わない「プチ整形」があることを知りました。料金も両目で3万円と、思っていたより安いです。

 
「もし気に入らなかったら、糸を取れば、また元に戻せる!」という安心感もあり、私は早速、新宿にあるとある美容整形外科に予約を入れました。

 
1週間後この美容外科を訪ねると、問診票に受けたい施術や希望などを書き込み、すぐに男性医師によるカウンセリングとなりました。カウンセリングでは、埋没法の手術の流れと、その後の腫れ、処方される痛み止めなどの説明を受けました。

 
「二重は、どのくらいの幅にする?」と、医師は私に鏡を持たせました。「ばれたくないので、奥二重くらいで…」と言うと、医師は2本の「キリ」のような道具を持って、私のまぶたにラインを描きました。「これくらい?」とまぶたのラインが決まると、医師はペンで糸を止める位置を印しました。

 
カウンセリングが終わると、すぐに手術の準備です。私は緑色の手術着を着け、手術台の上に寝ました。ライトがまぶしく光ります。まずは看護師さんによく消毒され医師がやってきました。「もう1回ラインを確認するよ」と、鏡で作る二重のラインの最終確認をします。

 
それから、部分麻酔の注射が打たれていきました。麻酔が効いてくると「ちょっと引っ張られる感覚があるからね」と、まぶたがいよいよ二重に糸で止められていきました。まぶたが浮いて、糸でギュッと結ばれる感覚がわかります。手術を受けている間、

『一歩踏み込んでしまった…。友達や、親にはなんて思われるだろう…?』

などと、複雑な気持ちもわいてきました。手術は簡単なもので30分で終わりました。でも、まぶたは殴られたように腫れており、サングラスをして帰りました。1週間後腫れはひき、外に出られるようになりました。

 

違和感にも慣れ楽しく過ごしていましたが、すぐに糸が緩んできてしまいました

最初は、二重の自分の顔に違和感がありましたが、すぐに慣れました。昔からの友達や家族にも会いましたが、彼女らは私の整形に気づいているのだろうけど触れません。このことは本当にありがたく思いました。

 
ですが半年後、1点の糸が緩んでしまい、1か所だけ一重になってきています。美容外科にすぐに直しに行きましたが、今度はまた別の箇所がはずれ、また今度は別の箇所がはずれ…そのたびにメンテナンスに行きました。

 
「まぶたが腫れぼったい人は、まぶたに脂肪が多いんだけどあなたはないね。その代わり皮膚がとても分厚いね」ということで、はずれやすいのだそうです。

 
さすがに5回も糸がはずれてしまったときは、「糸が入りすぎて、まぶたが硬くなってるよ。いいことではないから、これでもう埋没法は最後にしよう。もし次回取れてしまったら切開したほうがいい」と医師に言われました。

 

何度も糸が外れてしまったので『切開法』を選択することに。もう一重には戻れません

「切開法」はメスを使ってまぶたの上に傷を作り、二重のラインを作る手術です。1度切開したら後戻りできず、料金も両目で10万円と跳ね上がります。やはり数か月して糸はまた取れてしまいました。

「切開するしかない…」

と、切開手術を受ける決心をしました。自分が二重になってから、気持ちは明るくなり、ナンパをされたり、彼氏ができたり、一重のときにはなかった色んな楽しい経験をしたからです。

 
クレジットカードのリボ払いでどうにか費用は捻出しました。切開法は、1時間ほどかかる手術でした。医師はメスで私のまぶたに「二重のライン」の傷をつけ、最後に縫合します。術後は抜糸が必要なため、1週間外に出られませんでした。

 
抜糸が終わるときれいな二重ができました。切開なので、もう一生このまぶたです。でも、後悔はしていません。

 
二重になってから人生は確実に楽しくなりました。本当は、一重まぶたの自分を受け入れ、明るい気分で生きられたら1番よかったのかもしれません。でも、私にはそれができませんでした。あのまま暗い気分でコンプレックスを抱えて生きるよりは、この選択でよかったのだと今でも思っています。

 
みゆき